猫を先鋒となす

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【雑記】戦車ということだけで興味を持ったゲームシリーズ「メタルマックス」を語りたい

今回はメタルマックスシリーズについてあれやこれやと語りたいと思います。

第1作目はFCのゲームではあるが当然世代ではないのでリアルタイムで体験することは出来なかった。

記憶が正しければ2017年頃だったと思うが当時、何となくネットでは「戦車(と犬の)RPG」で、4のパッケージイラストがアレで評判が良いのか悪いのかも分からない……というような情報だけは知っていたのだがまず戦車という要素だけに興味を惹かれてVC版の初代MMをプレイ。

物の見事にMM的世界観の虜となって2R、3、4(DL版+一部DLC)を総計4万ぐらいかけて揃えた。

初代→3→2R→4の順にプレイしたが3まではレッドウルフを気に入って使っていた。2Rで終盤何とか博士に作ってもらえる「ティーガー」を気に入り、そこで昔食玩として出ていたLSSAH仕様のティーガーI戦車(6箱1セットみたいな感じで各部の部品が入っており、セットで購入して作っていた)を色々整理した際に処分してしまっていた(このことも後に後悔している)のだが、何となくそれを思い出したりもしていた。

結局4までを一通り遊んで10式戦車なども好きではあったが、後に完全にドイツ戦車好きとなるまでにはもう暫しの時が必要だった、という思い出がある。

 

さてゲームそのものは自由度があったりなかったりするRPGで場面によってはノーヒントで手探りで攻略するようなところもあったり、ゲームバランスの悪いと思わざるを得ないほどの強さを誇る装備や敵がいたりすることもある。

そんな大味なゲーム性と、賞金首のアジトとなった廃病院にある救急車を手に入れたり、工場の社長から花占いでバギーを貰ったり洞窟の奥地で戦車が埋まっていたりするような世界観が面白いほどマッチしていたような気がしている。

ただプレイ中は攻略情報を確認しつつプレイしていたので苦痛ではなかっただけなのかもしれないが……

滅茶苦茶な世界観だと思わせつつも実際には硬派なゲームでもあり、機械が人類の敵となった世界でも逞しく生きる人間ドラマ的な要素もある。というより人類の大部分が死滅するような事態となっても子供のいじめ問題は根強く残っている。ノアが行った大破壊にも一理あるのでは、と思わずにはいられないような人間描写もシリーズを通して多く見受けられる。

また主人公のバイクを盗んで勝手に売りさばくヒロインも登場する。本人には相応の事情もあって仕方ない部分もあるが……

3以降はDQ3のように仲間キャラも名前・職業を自由に決めて冒険する形でもあるのでそのヒロインそのものも確か仲間になったりすることはない、というのもあって実際はストーリー外での影は薄い。

MM世界に住む人間たちはあのような絶望的状況に身を置かれていても身近な問題に一喜一憂していたり、大破壊前と同じような問題を解決できずにいたり、また生きるために必死に戦っていたりするところに個人的には感嘆する。

RPGによくありがちな胸糞の悪い展開もありはするものの、それさえもノアが「知性持った悪魔のサル」と蔑んだ人間そのものが持つテーマである。結局絶滅の危機に瀕している状況であっても人類は団結することなく自己の利益を追求していた。

しかしそんなノアですら煙幕弾や徹甲弾を駆使して旧時代の象徴である戦車でボコボコにする主人公一行には清々しいまでの痛快さを覚えた。それこそゲームの主人公としてあの世界の各地で困っている人々の依頼を受けたり、悪事を働くドが付くレベルの悪党(賞金首)を撃破したり、と言うような振る舞いは決して自己の利益ばかりを求めない人間としての本当の強さだと思っている。

まさに「人間が人間である限り地球は破滅する」としたノアと、主人公としての利他性の究極の対峙だと言えるかもしれない。ただしネタアイテムのせいで父や姉のアレを握りしめて戦っているところを想像してしまうと……

少し脱線してしまったが、2~4のシリーズもこのようなストーリーラインであり、敵や敵組織は違うが自分たちのために多くの人々を恐怖に陥れるような勢力が毎回登場しては主人公たちを苦しめ戦って乗り越えていく。

このような王道的で明快なストーリーもMMシリーズの魅力だと思っている。

 

ゲームシステムで言うと戦車の大砲や機銃などをある程度の制約はあるが自由に付け替えて戦えるのもこのシリーズの魅力の1つであると言える。

主戦力でもある大砲盛り盛りにした戦車や機銃のみを搭載しまくって利便性を高めた車両などを作れるのでオリジナリティの高いプレイに対応している。とは言えある程度強い武装などはあるので完全オリジナルとはいかないまでも、「自分だけの戦車」のような感覚を抱かせてくれるのもロールプレイの醍醐味ではないだろうか。

ただ4は名有りキャラが割と主張強めな感じで登場するのであの雰囲気はもしかすると合わない人も多いだろうし、DLC自体がもう購入できないので今から遊ぶ分にはあまりオススメできないという昨今特有の事情もある。

(こういう部分を鑑みると純粋にソフト分だけで最大限ゲームを楽しめるのはDS時代までのことだったのでは……と思わないでもない)

 

 

さてさて、こうして本編ナンバリング作品を遊んだわけだがゼノ(とリボーン)はあまりの評判の悪さに買うのを躊躇してしまった。MM5と銘打ってあればもしかしたらそれでも購入していたかもしれないが……

一方でメタルドッグスは発売日にDL版を購入していた。

RPGでもなくハクスラ系アクションだったがプレイ中は面白いと思っていたし、犬の可愛さにも助けられてのめり込んでいたがストーリークリア後の虚無には勝てず、やり込めそうな要素も無さそうなので急速に熱が冷めた思い出がある。

今ではスイッチでたまにソフト一覧の中にあるメタルドッグスのアイコンを見て「そういやこんなゲームもあったな」と思い返すことがあるとかないとか……